ココロに届く 「ババキューピット! 」〜"君の夢の蕾"に歌を届けます〜
バックナンバー:
〜大阪府堺市の大岸さんからの依頼〜

ドキハキチームの皆様、三代澤さん、馬場さん、こんにちは。
私は 堺市に住んでいる31歳の女性です。

今回、ババキューピットで私の両親に馬場さんの生歌を届けて頂きたくてメールさせて頂きました。

私の両親は今60代。
10年ほど前から、コンビニエンスストアの加盟店オーナーとなりました。
コンビニですから、24時間年中無休です。

残念なことに、儲かっているお店ではないので、生活のため人件費を削り、父は夜勤、母はお昼過ぎから日によっては明け方まで、と過酷な勤務をしています。

1年半前までは、私もお店を手伝っていたのですが結婚のため大阪に引っ越すことになり体力的な問題と経済面で、通勤が困難となりました。

私の父は音楽好きなのですが、母は音楽には、全く、と言って良いほど関心がない人です。

ところがある日、「馬場さんの声、ええなぁ〜。人生が何とかって歌も好きやわ!」
と言い出したのです。

どうやら私のかけていた『人生という名の列車』を聴いたようなのです。
母の口からそんな言葉を聞いたのは初めてでしたので本当に驚きました。

ならば是非!と馬場さんのライブにも誘いました。
神戸公演のチケットもプレゼントしました。
しかし毎回、仕事の都合がつかず現実となりません。

日ごろ、一生懸命に働いている両親に、馬場さんの生声を聴かせてあげたい!
24時間営業のコンビニ経営で疲れている両親に、楽しい時間を届けたいのです。
どうかよろしくお願いします!!

こちらのメールを拝見し、馬場さんやスタッフ一同、そして今回ご一緒させて頂く三代澤さんはじめドッキリハッキリのスタッフの皆さまとご両親の勤務先である、兵庫県神戸市へ行って参りました。

写真をクリックすると拡大します。

馬場俊英コメント
 
「ババキューピット」企画の第五回として、兵庫県神戸市長田区にありますコンビニエンスストアーを訪ねました。 今回はABCラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」とのコラボレーションで、三代澤康司さんとご一緒させていただきました。
 
コンビニエンスストアーを切盛りするのは村山さんご夫妻。 お二人とも60代です。10年ほど前に脱サラしコンビニ加盟店のオーナーとなられたそうです。 そんなご両親にエールをと、ババキューピットに応募してくれたのが、村山さんの娘さんである大岸真喜保さん。 コンビニですので365日24時間営業。不況の影響もあり人件費を削るためにお父様は夜勤、お母様は昼から夜明けまでと、連日の過酷な勤務が続いているそうです。 真喜保さんも、一年前まではお店をお手伝いされていたそうですが、ご結婚をされて大阪へ。 体力的な問題と経済面で通勤が困難となり、今はただ心配をするばかりとのこと。
 
当日、三代澤さんとご一緒させていただき長田区のお店におじゃましました。 お店にはご両親、真喜保さん、真喜保さんご主人、ご主人のお母様の5名が待っていてくれました。 三代澤さんが真喜保さんや、お父さんお母さんにお話を伺っていきます。
 
コンビニはなんといっても24時間営業。常に誰かがお店を見ていなければなりません。 スタッフの病気や急な都合を埋めなければいけないときもあります。お店からご自宅は車で30分。 自宅に戻る時間もなく、休憩室のソファで仮眠を取り、そのまま夜勤を続けられる日もあるそうです。 ソファーに腰掛けて眠ったところで疲れが取れるわけがありません。 そんな不規則な日が続く中での自動車通勤でさえ、ご家族にとっては心配でたまらないでしょう。 ご夫妻もシフトのすれ違いでほとんど一緒に過ごされる時間がないようです。 ご夫妻の日常の小さなエピソードひとつひとつがすべて我々一同の心に響いてくるようでした。
 
しかしながら、現場はとても明るく、特にお父さんが陽気な方でほんとうに楽しいお人柄でした。なんというかとにかく笑顔で明るいのです。そして、真喜保さんの手紙を褒め、「こんな立派な手紙を書けるとは思わなかった」「驚きしかない(笑)」など、自分たちを心配する手紙の内容は静かに黙って受け止め、口にするのは娘の成長や、真喜保さんの周囲への配慮などを、茶化すように笑いに包みながら褒め、終始、親としてのスタンスを崩されませんでした。僕は横でお話を聞きながら、やはりお父さんだなと思い素敵だなと感じました。 僕自身の感動ポイントでした。
 
そして僕は真喜保さんからのリクエストである「人生という名の列車」「私を必要としてくれる人がいます」を歌いました。 2曲ともエピソードにぴったりの場面があり、良いミニ・コンサートになりました。 歌を歌い始めたところから、真喜保さんご主人と、ご主人のお母様が号泣。 本日の主役の3人より先に涙される姿にスタッフ一同もウケまして、とにかくあたたかな笑いと感動の良い時間でした。
 
最後に、真喜保さんからご両親へのお手紙が読まれました。 感謝と心配、願いに溢れた内容でした。 最後もまたお父さんが「おまえがこんな手紙を書くようになるとは(笑)」 とお父さんふうに喜びを表現されていました。 僕は、毎度のことですが手紙を聞きながら、「自分は周囲の者にこんなふうに想いをストレートに伝えたことがあるだろうか」と考えさせられました。 なかなかタイミングがないものですが大事なことですね。
 
今回は三代澤康司さんのおかげで、ほんとうにあたたかな安心の出来る時間になりました。 ほんとうにありがとうございました。今回集まってくれたみなさんありがとうございました。 年末年始とますますお忙しくなるコンビ二だと思いますが、体調に気をつけてもらいたいと思います。 いつかみなさんでコンサートに来ていただける日が来ますように。ピース。
 
2010年11月19日 馬場俊英